アレン・ネルソン平和集会&ご縁玉プロジェクトの報告
2011年03月11日
ご縁の皆様へ
2月22日加賀光闡坊。数日前からの暖かい陽射しに、列車の予定を思い切って車に切り替えました。
午前七時半出発、午後十時半帰宅。「後期高齢暴走族」に心配が絶えぬ妻と共に同乗してくれた他の二人の女性は「お元気な」運転振りに「感心?」してくれました。
さて当日参列者八十余名。
午後一時。十数名の僧侶による勤行が荘重に行われました。
遠路参加の中川氏構想のドキュメンタリの5分弱のPR版が、簡潔な趣旨紹介に続いて上映されました。本番の出来上がりが待たれます。
第二部は先ず映画。乳癌で亡くなる直前まで子供たちに命の重さを語り続けた大分県の中学校教師山田泉さん。
一方ベトナム戦争孤児として生まれフランスの養父母に育てられた世界的チェリスト、エリク・マリア・クテユリエ氏との交流を描く。
そしてそのエリクさんのチェロ演奏。アレンさんの懐かしいアメイジンググレイスが流れ出し、おやっと思っていると深いチェロの伴奏がそれを受け、切れ目なしにバッハの無伴奏ソナタに流れ込むという素晴らしい演出にも感動。
山田さんの「いのちの授業」にアレン講演を通訳した時の思い出。
彼がバッハのチェロ曲をこよなく愛していたことを、佐野さんの指名によって皆さんに紹介。
夕食と交流。アレンさんとの直接の出会いはないが、佐野師への敬慕の念で馳せ参じている若い僧が多い事を知りました。またエリクさん、映画監督江口氏の謙虚な人柄に触れた事も含めて満たされた遠征とはなりました。
<佐野師の平和プロジェクト構想>を合間に聞きました。
1 当面、上記ドキュメンンタリー完成支援に集中。中川さんが第一に「日本国憲法第九条の世界史的意義」、第二に「本当の戦争のすがた」、第三に「今一人ひとりの生きかた」に問いかけたアレンさんのメッセージが活用されることを期待。
2 アレンさんのお骨を預って、生前の彼がここを訪れるたびに一人静かに瞑想する場であった仏像の下に安置してきた。個人的にはこれが最善だと。ところが昨年アレン令妹のマーシェルさんが来訪の折、「兄の魂は何処を彷徨っているのだろうか」と涙ながらにアフリカ系の思いを語られた、その肉親の気持ちに応えなければならないという思いから、来年の命日までには墓地建立、埋葬を決意。
3 アレン遺品として預かって欲しいと申し出のあるものをお堂の一角にまとめたい。新たな建造物というのは理想として。
平塚淳次郎
2月22日加賀光闡坊。数日前からの暖かい陽射しに、列車の予定を思い切って車に切り替えました。
午前七時半出発、午後十時半帰宅。「後期高齢暴走族」に心配が絶えぬ妻と共に同乗してくれた他の二人の女性は「お元気な」運転振りに「感心?」してくれました。
さて当日参列者八十余名。
午後一時。十数名の僧侶による勤行が荘重に行われました。
遠路参加の中川氏構想のドキュメンタリの5分弱のPR版が、簡潔な趣旨紹介に続いて上映されました。本番の出来上がりが待たれます。
第二部は先ず映画。乳癌で亡くなる直前まで子供たちに命の重さを語り続けた大分県の中学校教師山田泉さん。
一方ベトナム戦争孤児として生まれフランスの養父母に育てられた世界的チェリスト、エリク・マリア・クテユリエ氏との交流を描く。
そしてそのエリクさんのチェロ演奏。アレンさんの懐かしいアメイジンググレイスが流れ出し、おやっと思っていると深いチェロの伴奏がそれを受け、切れ目なしにバッハの無伴奏ソナタに流れ込むという素晴らしい演出にも感動。
山田さんの「いのちの授業」にアレン講演を通訳した時の思い出。
彼がバッハのチェロ曲をこよなく愛していたことを、佐野さんの指名によって皆さんに紹介。
夕食と交流。アレンさんとの直接の出会いはないが、佐野師への敬慕の念で馳せ参じている若い僧が多い事を知りました。またエリクさん、映画監督江口氏の謙虚な人柄に触れた事も含めて満たされた遠征とはなりました。
<佐野師の平和プロジェクト構想>を合間に聞きました。
1 当面、上記ドキュメンンタリー完成支援に集中。中川さんが第一に「日本国憲法第九条の世界史的意義」、第二に「本当の戦争のすがた」、第三に「今一人ひとりの生きかた」に問いかけたアレンさんのメッセージが活用されることを期待。
2 アレンさんのお骨を預って、生前の彼がここを訪れるたびに一人静かに瞑想する場であった仏像の下に安置してきた。個人的にはこれが最善だと。ところが昨年アレン令妹のマーシェルさんが来訪の折、「兄の魂は何処を彷徨っているのだろうか」と涙ながらにアフリカ系の思いを語られた、その肉親の気持ちに応えなければならないという思いから、来年の命日までには墓地建立、埋葬を決意。
3 アレン遺品として預かって欲しいと申し出のあるものをお堂の一角にまとめたい。新たな建造物というのは理想として。
平塚淳次郎
Posted by eiko2009 at 18:02│Comments(0)
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